なぜ今災害用逆浸透膜浄水器なのか?

このページでは、「なぜ今逆浸透膜(RO膜)浄水器が必要なのか?」を皆様になるべく分かりやすく質問形式で解明していきます。
YS04P-RO  YS04P-ROB
Q: 逆浸透膜を分かりやすく言うとどんなものか?
A: 逆浸透膜は、水の分子程度の穴がたくさん空いている膜です。水は通しますが、水の分子より大きなものは通しません。ですから、細菌やウイルス・放射能などを全てシャットアウトします。例えで言えば、逆浸透膜が米一粒だとすると大腸菌はドーム球場に匹敵する大きさになります。

Q: 逆浸透膜はどこで開発されたのか?
A: 40年程前にアメリカで生まれました。カリフォルニア大学が開発して、NASAで宇宙飛行士の飲料用に小便を飲み水にするため用いられたと言われています。

Q: 逆浸透膜浄水器と他の浄水器はどこが違うのか?
A: 例えば、良く使われている活性炭を使用した浄水器では、コーヒーを通した場合に同じ色で出てきますが、逆浸透膜浄水器では、色のついた排水と色がついていない純粋に分かれて出てきます。

Q: 日本とアメリカの水事情(浄水器事情)はどう違うのか?
A: 今まで日本では、美味しい水を飲むために浄水器が用いられてきました。一方アメリカでは、安全な水を飲むために浄水器が普及しています。これは、欧米と日本の地形の違いにより、アメリカは硬水日本では軟水となり、アメリカに比べ日本の水質が良いためです。
日本では、普及している浄水器の内の約1%しか、逆浸透膜浄水器は普及していません。日本の浄水器の普及率は名ばかり浄水器も含め30%程度です。一方、アメリカでの逆浸透膜浄水器の普及率は70%に達していると言われています。 ※崩れ去る水道水安全神話と(逆浸透膜)浄水器(参照)

Q: それでは、なぜ今逆浸透膜浄水器が注目を浴びているのでしょうか?
A: 今回の、東日本大震災により福島第一原発の放射能問題が起こり、水道水の放射能汚染が強く日本人意識されました。それを濾過できる浄水器として逆浸透膜浄水器に注目が集まったのです。

Q: 逆浸透膜浄水器の欠点はどんなところですか?
A: 純水をつくるため、生成するのに時間がかかるところです。YSRO災害用シリーズで作った場合、毎分200cc位しか作れないため。日常に家庭用として使うには、タンクに溜めて使用する必要があります。

Q: YSRO災害用シリーズの特長はどんなところですか?
A: 災害用逆浸透膜浄水器でポンプ付、パーソナルユースの製品は他にはありません。価格も10万円以下と超低価格です。

Q: 茨城県神栖町と逆浸透膜浄水器
A: 日本にも逆浸透膜浄水器の普及率が90%の町があります。それは、旧日本軍の毒ガス関連の研究所があった茨城県神栖町です。井戸水から基準値の450 のヒ素が検出された問題で、神栖町では補助金を出し町民の90%がヒ素対策で逆浸透膜浄水器を使用しています。

Q: YSRO災害用逆浸透膜浄水器を使えばどんな水でも飲み水になるのですか?
A: 例えば、広島に原発が投下された後のことを思い浮かべてください。そこにある、水溜りの水・おしっこ・汚染水・腐った水からでも純水は作れます。
但し、海水からも純水は作れますが、海水は逆浸透膜を通過させるために5.5Mpaの水圧が必要です。YSROで用いているポンプや配管材では耐えられません。作るとしたら最低でも300万円位はかかるのではないでしょうか。

Q: 首都圏直下型地震が起きた時の予測をされたことがありますか?
A: 今回東北で起きた東日本大震災でも、首都圏の交通は麻痺し帰宅難民が多数出ました。首都圏直下型地震がもし起きたら・・道路・橋・鉄道等の交通網の麻痺、電気・ガス・水道の断線・断水など被害は想定できないほど大きくなると言われています。あらゆる所が陸の孤島となり、帰宅難民・高層ビル難民等となるでしょう。特に水道は、復旧に時間がかかるため、復旧するまでの間は「自分の身は自分で守る」対策を講じておく必要があります。

Q: YSRO災害用逆浸透膜浄水器シリーズはどんな方が使われるのでしょか?
A: 企業・学校・幼稚園・自治会・団体・家庭等が備蓄準備が必要です。
また、災害時にホットステーションとなる数多くのスポットにも必要になります。

Q: YSRO災害用逆浸透膜浄水器シリーズはどの位準備すればよいのでしょうか?
A: 災害時を想定すれば、10人で1台程度必要になると思われます。

Q: YSRO災害用逆浸透膜浄水器シリーズとその他の逆浸透膜浄水器との違いはなんですか?
A: 逆浸透膜浄水器は圧力がないと逆浸透膜を通過しません。水圧を利用したポンプなしの逆浸透膜浄水器は、断水時には使用出来ません。
ポンプが付いている逆浸透膜浄水器は生成量の関係から、タンクに溜めて使用する形式になっており純水の水量が減ってくると作動し生成するようになっているため、電子回路の関係から災害時には使用出来ません。YSRO災害用シリーズは、これらの点を考慮して飽く迄も災害用として備蓄するために作った製品です。

Q: 大震災が起きたら電気も使えないのではないですか?
A: 電気の復旧は、水道に比べ比較にならないほど早いはずです。また、YSRO災害用シリーズは、消費電力が120W位なので車用のインバーターを使用すれば車のバッテリーからも電源が取れます。もちろん、小型の発電機でも作動します。

Q: YSROシリーズを使用するにあたって、特に他に気を付けることはなんですか?
A: メンブレンフィルター(逆浸透膜)はなま物と同じなので使用に当っては取説等をよく読み、なま物であることを理解して使用してください。また、災害時に汚染水を通す場合は、行き成りでなくタオル等で濾してから使用した方が機器に負担にならず生成量も増すし長持ちもします。
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