次世代の党 平沼赳夫党首に期待する
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1128 日国会内で記者会見が開かれ、元航空幕僚長で太陽の党代表幹事兼国民運動本部長田母神俊雄氏が次期衆議院選挙に次世代の党の公認を受けて東京23区から立候補することを正式に表明した。併せて、太陽の党党首 西村眞吾衆議院議員がやはり次世代の党の公認で大阪16区から立候補する予定である。

東京23区は公明党現国土交通大臣太田昭宏衆議院議員の、大阪16区は公明党前国土交通大臣北川一雄衆議院議員の牙城である。公明党小選挙区に自民党は立候補者を立てない。そのため毎回市民は選択肢の少ない選挙を強いられている地区である。
田母神氏は前回の都知事選に出馬して61万票を超える支持を得た。若者世代を中心に特にネット上では絶大な人気を誇っていた。「まっとうな国」を目指す考えは平沼党首と同じである。

実はこの構想は、今回突如起こった衆議院解散劇の中で平沼赳夫党首が思案した秘策である。次世代の党は日本維新の会が分党になり、まだ結党大会から2カ月余りである。一方の維新の党が党名に維新を残したのに比べ、次世代の党の党名は日も浅く認知度も広まっていない中で突如起こった衆院選に如何に対処するかから出た妙案である。

 もちろん、党名を認知させるだけでなく、自公連立政権の限界と日本丸の進むべき方向を国民に提起して平沼赳夫党首の抱く日本の政治を実現するための大きな野望を感じる一手である。
確かに平沼赳夫党首も決して若くはない。今回の衆院選立候補予定者の中でもっとも年齢が高いのは、次世代の党最高顧問石原慎太郎の82歳であろう。次は今回多分無所属で立候補する亀井静の78歳、平沼赳夫は3番目の75歳だと思う。8年前に脳梗塞を患ったが、今は完全に復活して全く歳を感じさせない政治家である。
平沼代議士は毎日朝4時から史書や哲学書を読破することを日課にしている。私は平沼代議士を真事の意味で バランスの取れた 勉強家でアイデア満載の大政治家だと尊敬している。本当に一度 日本国を任せたい人物である。次世代の党、平沼赳夫党首の政治家としての集大成の時期に期待する。

                                                   平成26年11月29日 岩見 眞人

 
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